いけばな発祥の地 六角堂

1月 31, 2022temple, 神社仏閣,

正式名称は紫雲山頂法寺で、天台系の単立寺院。
本堂の形が六角形であることから、古くより「六角堂」の通称で知られ、親しまれています。

聖徳太子が用明天皇2年(587)に創建したと伝え、本尊如意輪観音像が人々の信仰を集めてきました。

華道家元池坊が住職を務め、いけばな発祥の地としても知られています。

  珠のひとつを覗いたら聖徳太子像がみえる数珠を学生の頃にもらっています!若いころは恥ずかしながら

詳しく知らなくて、たまたま華道は池坊を選びました!センスないなあ…と長くは続けてませんが(笑)

六角堂の北側に、聖徳太子が身を清めたと伝えられる池の跡があります。

この池のほとりに、小野妹子を始祖とする僧侶の住坊があり、「池坊」と呼ばれるようになりました。

代々六角堂の住職を務める池坊は、仏前に花を供える中でさまざまな工夫を加え、

室町時代の「いけばな」成立に至ります。