大徳寺 聚光院

2月 24, 2022shrine, temple, 神社仏閣

狩野永徳が父・松栄とともに手がけた障壁画がたくさん残されている「聚光院」

本堂内46面の襖絵はすべて国宝! 

遊猿図

永徳が24歳のころに手がけたとされる『花鳥図」

松栄の『竹虎遊猿図』。永徳にくらべるとその画風は繊細な感じです。

琴棋書画図

古来、中国では、琴、棋、書、画の四芸を教養人の嗜〈たしな〉みとして尊重していたそうです。

その他、「閑隠席」(重要文化財)表千家7代如心斎が、千利休150回忌の際に寄進したと伝わる三畳の茶室など、

ただいま、特別公開されています!2022年1月8日(土)~3月18日(金)

~生誕500年の茶聖と天才絵師 美の競演~

永禄9年(1566)、武将・三好長慶の菩提を弔うために創建。茶人・千利休と茶道三千家の菩提寺である。

方丈(重文)は、桃山の画壇を風靡した絵師・狩野永徳と、その父松栄の

「花鳥図」「瀟湘(しょうしょう)八景図」「琴棋書画図」など国宝の障壁画(複製)で飾られている。

永徳の下絵を元に、利休が作庭したと伝わる「百積の庭」(名勝)や、

茶室「閑隠席」(重文)と「桝床席」(重文)の二つの名席もみどころ。

大徳寺 聚光院 アクセス●JR嵯峨野線「二条」駅から市バス206系統「大徳寺前」下車、徒歩約7分
●京都駅から地下鉄烏丸線「北大路」駅下車(乗換)

●市バス101・102・204・205・206系統「大徳寺前」下車、徒歩約7分