
800年の伝承行事を拝見に。
鎌倉時代から続くとされる御弓神事、「悪霊を射払い厄除解除と五穀豊穣とを祈願する行事。
県の重要無形民俗文化財にも指定。

貞応2年(1223)、北条氏が承久の乱で勝利し西に進出する際、
守護神と崇拝の武勇の神「鶴岡八幡宮、応神天皇の御霊」を淡河八幡宮に分祀された。
闇夜で、境内の邪悪を弓矢で祓い清めた事が神事の始まり。
800年の節目の時で、2022年は原点に回帰して中世と同じ夜に実施された。

とても清らかな気が漂っています。



地元の学生さんや弓友会の方々の「三十六人大的射」
1677年の文書に記載されていた儀式だそう。

拝殿でのお祓いの後、大的の中央に宮司さんが「鬼」という字を書き、
墨で塗りつぶす鬼封じ(的祓い)の儀

青年射手が複雑な射芸を交えつつ、矢を放つ。

